さて、3/11に開催された
「介護についてミニ勉強会&おしゃべり会」
今回は畠山も参加しましたので、私の感想を織り交ぜてご紹介します。
今回のミニ勉強会講師は
介護おむつを共同開発されている
ニチイ学館さんと日本製紙クレシアさんの方です。

介護職の方・介護中の方・まだ介護をしたことがない人など
様々な立場のメンバーに参加いただきました(^^
まずは、おむつを使用するそもそもの理由
「失禁」についての色々な種類と症状を教わりました。

男性と女性では、体の仕組みが違うこと。
パッドやおむつなどは、吸収量や素材・質、値段の違いなども様々にあるので、
サンプルなどを上手に利用して適切なものを選んだ方がいいということ。
生理用ナプキンとの違いやそれぞれの特徴なども。
女性の場合は特に、尿取りパットを買うのが恥ずかしいために
生理用のナプキンで代用する方も多いそう。
参加者からは、生理用ナプキンとの違いを聞く質問も結構ありました。

少量の尿モレは、骨盤低筋を鍛える体操を行うことで改善されることもあるそう。
腹式呼吸しながら、骨盤底筋を意識して、きゅっとしめたりゆるめたり。
家でも外出先でも、普段から時間を見つけてできる体操なので、続けたいですね(^^

テレビでよく見るような青い水をつかっての吸収実験も
実際に間近で見せていただきました。
パッドの中も開いて、こうなってるんだ〜!と構造も知れて
更に勉強になりました。普段開いてみることないですもんね。

※ちなみに、写真では同じようにしか見えませんが、手前がポリマーあり、奥がポリマーなしのパッド。
ポリマー入りのパッドは吸収が早く、ぎゅっと一気にとじこめる、というのを見る実験

介助者がおむつを上手にあてる方法も教えていただきました。
既に介護中の方は、自分が普段やっている方法から
色々とプロに質問してアドバイスをもらい
「なるほど・・・今度家でも試してみよう!」という場面も。
私は介護をしたことがないので、実は今回の勉強会中
なんでパッドの話が???と思っていた部分もあったんです。
赤ちゃんのおむつと同じ感覚で考えていたせいか
介護中の排泄ケア=おむつを使用するもの、だと思っていたのですが、
今回の勉強会で、一般的には介護の現場では
尿漏れや失禁の補助として基本的にはまずパッドを使用、
それだけでは心配な場合におむつを併用してカバーする、
という順なんだと知ることができ、とても勉強になりました。
経済的にも、介護者の負担も軽減させるコツは
おむつひとつとっても色々あるんだなと思いました。
同時に、介護職の方からは
普段当たり前にこなせてしまっていることも、介護未経験者は全く知らないんだ、
ということを改めて知ることができていい勉強になりました!
と言っていただけてよかったです(^^
勉強会の合間に質問などが飛び交ったので、
今回は勉強会が多め・おしゃべりは少なめな会となりましたが
「排泄の問題」という観点で、今回も介護のコツについて
色々知ることができ、とても充実した会になったと思います。
次回のミニ勉強会&おしゃべり会は5月!
ぜひまた皆様、ご参加お待ちしてます〜!!